相国寺東京別院方丈・客殿 | 一般財団法人 建築研究協会

事業実績

相国寺東京別院方丈・客殿

新築

所在地 東京都港区
委託者 (宗)相国寺
完了年度 平成27年度
相国寺東京別院方丈・客殿は、一派の首都圏における強化の拠点として、座禅道場としての役割はもとより茶会などの文化活動のほか多目的に活用できる建物として建立されました。建物は、禅宗寺院庫裡様式の大玄関を持つ事務棟、入母屋造の方丈・書院棟と茶室棟の三つの棟で構成されています。方丈・書院棟は、台目巾の中廊下を挟んで南側が方丈で、須弥壇が設えられた仏間・中之間・琵琶床の間の三室からなり、一間巾の南広縁と台目巾の西広縁を廻らせています。方丈は、部屋境の襖を取り外すと三十九帖の座禅道場になります。北側には書院と典座を配し、茶室棟は、奥書院としての機能を有す四畳半の茶室・水屋・参禅の間で構成されています。
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