茨木神社社殿 | 一般財団法人 建築研究協会

事業実績

茨木神社社殿

新築

所在地 大阪府茨木市
委託者 (宗)茨木神社
完了年度 令和元年度
社殿構成は、本殿に幣殿、拝殿が接続し、神饌所、権殿及び東西両控室が付属する権現造的な形式で、基壇上に南面して建てられています。本殿は既存本殿を全解体修理して、幣殿、拝殿等は新築し、東・西授与所、手水舎も新築しました。
本殿は元和8年(1622)の創建、現存の本殿は安永期の再建で、桁行三間、梁間二間の三間社流造、一間の総向拝、正面軒唐破風付で、再建時は独立して建てられていました。

入母屋造の拝殿は、正面の三間を軒唐破風付の軒縋として軒を深くし、破風内は二軒面取繁垂木としています。
床は花崗岩四半敷きの土間形式で、東西に切妻造の控室を配しています。
幣殿は中央に三級の木階を設え、左右に楽人座を設けています。
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